再録

闇の力を授かったのに闇の術技を覚えない料理人、闇鍋を知るの巻

※合同誌〝月刊トントンチキチキ〟寄稿再録。お題:リバース×食材不明な闇鍋を恐れつつ食べる 好奇心――それは時に新たな道を切り拓く標であり、またある時には身を滅ぼすきっかけとなるものだ。未知が眠る遺跡でそれに従えば、世紀の発見が待ち受けている…

xxx the future

 人間、奇妙だったり不思議だったりすることに慣れてしまうと、些細なことでは驚かなくなってしまう。信じていたものがくるりと覆された旅を経ていれば、尚更のことだ。 アルフェンたちとのそれを経た今、そのような現象にはもう遭遇することはそうないだろ…

君のいる夢、その彼方

※スレイ帰還ifエンド。但し設定がちょいちょい本編と異なるので(特にドラゴンの扱い)あくまでパラレルワールドとして見てください。※スレアリサルベージ本に寄稿させていただいた話。 その身に神を宿し立ちはだかった災禍の顕主が、眩いばかりに辺りを…

リィン・シュバルツァーは帰れない

※昨年度発行のまじアリアンソロ寄稿分です。主催様に許可はいただいています。(TVアニメ・魔法少女★まじかるアリサ第三十五話)【前回までのあらすじ:モナ君と契約を交わし、光の世界の為に魔界の手先と戦い続ける魔法少女・まじかるアリサ。普段はごく…

拝啓、十七歳の俺へ。

先日のコミックシティに無配として持っていった「閃ミュネタぶっこんだ豆本」です。そろそろいいかなと思ったので置いておきます。―――――― 拝啓、十七歳の俺へ。 おおよそ二年先の未来に、俺はいます。 伝えたい事があるので、これを書きました。未来…